【園長への質問】
ーー障害児保育園ヘレンの魅力をおしえてください。
一人ひとりのお子さんの成長・発達に合わせた、個別性の高い支援をおこなっていることだと思います。
どんなに重い障害があっても、その子なりのスピードで成長・発達していきます。ヘレンでは、画一的な保育ではなく、一人ひとりのお子さんに合わせたオーダーメイドの保育「ヘレン保育」を実践しています。
ーー障害児がこの先社会で生活していく上で何が大切だと考えますか?
また、その大切だと考えることをどのようにヘレンの中では実践されていますか?
お子さんがこの先の社会で生活していくためには、一人ひとりのお子さんにあったコミュニーケーション手段を獲得していくことが大切だと思います。
意思表示の苦手な重い障害のあるお子さんは、本人の意思とは関係なく周囲の都合で生活が流れていきがちです。ですが、お子さんが自分なりの手段で最低限「はい」や「いいえ」を伝えることができれば、流される生活から本人中心の生活へと変えていくことができるのではないかと考えます。
ヘレンすがも園では、お子さん一人ひとりにあった意思表示の方法を探りながら、日々の関わりの中でコミュニケーション支援に取り組んでいます。
ーーイベントはどのようなことをしていますか?
ヘレンすがも園では、夏まつりやクリスマス会などの子どもたちが季節を感じられるイベントの他に、近隣へのおでかけや遠足など、できるだけたくさんの経験ができるように、積極的に外出するようにしています。
一部のイベントは、併設する「おうち保育園」と合同で行います。また、遠足は、これまでにサンシャイン水族館や上野動物園におでかけしています。
ーー保護者は園とどのように関わりますか?また保護者に対して求めるものはありますか?
お子さんが日々園で過ごすための準備やお手伝いをお願いすることはもちろんですが、お子さんの小さな変化をつかまえて伸ばしていくために、連絡帳や送迎時のやりとりを通じて、ご家庭での様子や園での様子をお互いに共有できるように、ご協力をお願いしています。
単純にお子さんを「預ける」「預かる」の関係ではなく、お子さんの成長を願うパートナーとして、一緒に歩んでいただければと思います。
【障害児保育園ヘレンすがも園の対象エリア】
豊島区全域、北区(田端、西ヶ原、中里、滝野川のみ)、板橋区(板橋、加賀、仲宿、本町、稲荷台のみ)、文京区(本駒込、千石、音羽(北側のみ)、大塚、目白台のみ) ※新宿区は対象外
「障害児のママとパパへ。仕事を、諦めないでください」利用希望者向け説明会を開催!
今年度中に職場復帰されたい方、2020年上期に職場復帰をお考えの方を対象に、「障害児訪問保育アニー」「障害児保育園ヘレン」の利用希望者向け説明会を実施します。
医療的ケアや障害、慢性疾患などが理由で、お子さんが保育園に入れず、お仕事を諦めていた親御さんはぜひご相談ください。
求職中の方でもご利用可能です。
【説明会概要】
・日時:
2019年11月15日(金)13:00-14:30
2019年12月20日(金)13:00-14:30
2020年01月31日(金)13:00-14:30
2020年02月21日(金)13:00-14:30
2020年03月13日(金)13:00-14:30
・場所:
認定NPO法人フローレンス 神保町オフィス
東京都千代田区神田神保町1-14-1
KDX神保町ビル3F(アクセス)
・会場について
– 入園検討中のお子さんやきょうだい児の同伴可能
– エレベーター完備で車椅子乗り入れ可能