「障害児保育園ヘレン」では毎年、保護者の方を対象に「事業所評価」というアンケート調査を行っています。
事業所評価とは、小学校就学前までの障害のある子どもを預かる「児童発達支援」施設が、サービスの質の向上を目的にガイドラインに沿って行う自己評価制度です。
各園はガイドラインで定められている質問項目に沿ってアンケートを作成し、保護者の皆さんからの回答結果を集計した上で、HP等で公表しています。
ヘレンは安心して預けられる
「環境体制整備」「適切な支援の提供」「満足度」について約9割が肯定的に回答
今年のアンケートでは、約9割の方が「環境体制整備」「適切な支援の提供」「満足度」についてポジティブな回答をいただきました。
自由回答では、
”手厚い保育で安心している”
”小さな変化も見ていただき、とても支えられています。 ”
”同じ建物内にある保育園の子ど もと触れ合う機会や一緒に様々な体験をさせていただき、とても 嬉しく思います。”
”家庭ではなかなかできないようなことも含め、バラエティに富んだプログラムを行って下さっていてとてもありがたいです”
といったコメントもいただき、スタッフ一同とても嬉しく感じています!
ヘレンでは、児童発達支援管理責任者、保育士、看護師などが連携し、季節の行事を取り入れつつ、子どもたちの五感を発達させるためにさまざまな取り組みを行っています。
昨年、ヘレン中村橋園では活動の中で味噌作りを行いました。2月に豆まきを行い大豆に触れる機会があったので、何か関連する活動をしたいと思ったことがきっかけです。
味噌は冬の寒い時期に仕込みを開始します。
大豆を茹でたり、つぶしたり、こねたり……味噌づくりの過程の中には、触覚・嗅覚などを刺激する要素がたくさんあります。ビニール袋の中に大豆と塩と麹を入れてコネコネ。子どもたちは、”匂い”や”触り心地”などで味噌作りを楽しみました!
その後、約半年という長~い期間、味噌を熟成。その味噌を使って給食でお味噌汁を提供しました。
普段食に興味の薄いお子さんが、自分が作ったものということもありよく食べる姿も見られました。自分で作ることで愛着が芽生え、食の興味が広がるよいきっかけになります。食欲の秋に”味”も楽しみ、子どもたちも大満足の味噌作りでした。
今後注力したい点は、コロナ禍での保護者の皆さんとのコミュニケーション
アンケートの回答の中で、肯定的な意見が8割を下回る項目は、「保護者への説明など」「非常時等の対応」でした。
ヘレンでは、従来より保護者の皆さんとのコミュニケーションを大切にしてきましたが、昨年度はコロナ禍でのなかで、感染対策の観点から保護者会や行事といった直接保護者の皆さんとコミュニケーションをとる機会が少なくなっていました。こうした事情から、非常時等の対応についてご説明する機会も十分ではなかったかもしれません。
これまでもヘレンでは、火事や地震、救急搬送を想定した訓練や、実際に消火器を使った訓練などを実施してきました。災害伝言ダイヤルの活用や引き渡し訓練など、保護者の方に参加いただくような訓練も行っています。
今後は、コロナ禍で園の行事などが減少している中、保護者のみなさんとともに新しいコミュニケーションの方法を模索していきたいと考えています。
併せて、職員と子どもが日頃からどのような訓練をしているのかを積極的にお伝えしながら、ヘレンとご家庭で防災に対して意見交換する場を設けるなど、災害に対する備えも保護者の皆さんとともに行っていきたいと考えています。
今後もヘレンではより良い保育は何かを保護者の皆さんと一緒に考え、創っていきます。
利用希望者向けオンライン説明会・見学随時受付中!
障害児保育園ヘレンでは、入園をお考えの方を対象に、利用希望者向けオンライン説明会を実施しています。
「障害児保育園ってどんなところ?」「医療的ケアにはどんなふうに対応しているの?」など、さまざまな不安や疑問を解消していただければ幸いです。
また、荻窪園、東雲園、初台園、中村橋園では利用希望者向けに園見学も受け付けています!
ぜひ、ヘレンの保育を肌で感じてください。
ヘレンは求職中の方でもご利用可能です。利用希望のお子さんとご一緒に、ぜひご参加ください!